子供の空手の道着と防具の選び方【極真空手約15年・3年間買い替えませんでした】

子供用の空手道着と防具を確認する親子 子供の空手・保護者向け
この記事について|価格は極真会館 総本部道場が掲載している例です(2026年8月確認)。全国共通価格ではありません。サイズ選びや使用感は運営者が小学3年から約15年、極真空手を続けた経験です。指定品・必要な防具は道場によって異なります。購入前に必ず所属道場へ確認してください。

費用の全体像は子供の空手にかかる費用、大人の道具については格闘技初心者が最初に揃える道具と費用に分けてまとめています。この記事では、子供に特有の部分だけを書きます。

「道着のサイズはどう選ぶのか」「防具は全部買うのか」「すぐ大きくなるのに、どうすればいいのか」

子供に空手を習わせるとき、道具でつまずく保護者は多いと思います。

私は小学3年で空手を始め、約15年続けました。その間、子供たちが何を使っていたかも見てきました。この記事では、子供だから起きることに絞って書きます。

先に結論

  • 道着のサイズは号数で選びます。大体、隣に身長も書いてあります
  • 子供は成長を見込んで少し大きめ。ただし自己判断ではなく、サイズ表と道場の指定を確認してください
  • 洗濯すると縮む製品もあります
  • 私は小4から中1までの3年間、道着を買い替えませんでした
  • 主要な防具には、子供向けサイズがあります
  • 手は拳サポーターかオープンフィンガーグローブ。まず指定があるか確認し、どちらでもよければフィット感で選びます
  • ヘッドガードは、正直つけたくありませんでした。視界が狭く、暑く、動きにくいからです。それでも必須だったので着けていました
  • ボクシング用ヘッドガードは、覆う範囲が広くても空手には使いにくかったです。ヘッドガードを着けても、脳振盪などの予防は当てにできません
  • 名前は書きます。道着は下の方のロゴの上、ズボンはロゴの横か下。防具は道場指定がなければ、認証表示や留め具を避けた見やすい位置
  • お下がりは、あまり見ませんでした。ボロボロになって機能が落ちてから買い替えるからです

道着のサイズは「号数」で選びます

まず、選び方の単位から書きます。

道着は号数で選びます。そして大体、号数の隣に身長も書いてあります。

「0号」「1号」といった表記です。身長が併記されていることが多いので、そこを見れば大きく外しません。

極真会館 総本部道場の掲載例では、一撃道着 KI-51(0号〜3号)が11,990円です。号数の小さいものが子供向けの範囲になります。

成長を見込んで少し大きめ。ただし自己判断では決めない

ここが大人と一番違うところです。

子供は成長するので、少し大きめを買って長く使うのが基本だと思っています。ジャストサイズで買うと、すぐ小さくなります。

ただし注意があります。

  • 自己判断で大きくしない。メーカーのサイズ表と、道場の指定を確認する
  • 洗濯すると縮む製品もある
  • 大きすぎると、袖や裾が余って動きにくくなる

「大きめ」は、どこまで大きめかが問題です。そこは道場に聞くのが確実です。

子供の空手道着の適正サイズと大きすぎるサイズの比較
少し余裕を持たせても、袖が手を覆う、裾を踏むほど大きい場合は見直します。サイズ表と道場の指定を優先してください。

私は小4から中1まで、3年間買い替えませんでした

どれくらいもつのか。私の実例を書きます。

私は小学4年から中学1年まで、極真の道着を買い替えませんでした。

小学校高学年から中1という、体が変わる時期の3年間です。それでも1着でもちました。

ただしこれは私の場合です。成長の早さは子供によって違います。3年もつと約束できる話ではありません。感覚としては3年くらい、と思っておく程度がいいと思います。

主要な防具には、子供向けサイズがあります

ここは安心していい部分だと思います。

大人用を無理に使うことにはなりません。私が知る範囲では、主要な防具に子供向けのサイズが用意されています。

参考として、極真会館 総本部道場が掲載している価格です。

品目 税込価格
一撃道着 KI-51(0号〜3号) 11,990円
一撃道着 KI-110 16,500円
一撃ヘッドガード 10,450円
スネサポーター41 4,147円
一撃オープンフィンガーグローブ 4,400円
拳サポーター 3,180円
ヒザサポーター 3,520円
アンダーガード 2,244円

同じページには、少年の入会時に必要な合計として24,157円(道着・サポーター類を含む)という記載もあります。入会キャンペーンの割引後は9,900円と案内されています。

これは総本部道場の掲載例であり、全国共通価格ではありません。

女子向けの防具も、価格表に含まれています

同じ価格表には、次のものも載っています。

インナーショートブラ 5,500円
インナーパッド 1,800円
アンダーガード 2,244円

何が必要かは、性別だけで一律には決まりません。道場の稽古と大会でも異なりますし、区分によっても変わります。

入会時と、試合に申し込むときの2回、指定を確認してください。男子の金的カップについても同じです。自己判断で一式そろえないことを勧めます。

買ったら、装着して基本動作をやってみてください

サイズが合っているかは、着けて動かさないと分かりません。一般的な確認点を挙げておきます。

防具 確認すること
ヘッドガード 前後左右にずれない/顎ひもが苦しくない/視界を妨げない
手の防具 指を曲げ伸ばしできる/拳の部分がずれない/手首が固定される
脛・膝 保護部位の中心が合う/動いても回らない/締め付けやしびれがない

着けたまま基本動作をやって、ずれ・痛み・しびれがあればサイズを見直してください。買ったときに合っていても、成長すれば合わなくなります。

ヘッドガード・手の防具・脛サポーターの装着確認
装着後にずれ、痛み、しびれ、視界の妨げがないか確認します。製品の形状は一例です。

手は、拳サポーターかオープンフィンガーグローブ

組手でよく使うのは、手に着けるものです。選択肢は2つあります。

拳サポーター 3,180円(総本部の掲載例)
オープンフィンガーグローブ 4,400円(同上)
拳サポーターとオープンフィンガーグローブの比較
道場・大会の指定を先に確認します。どちらも認められている場合に、フィット感で選びます。

まず、指定があるかを確認してください。拳サポーターとオープンフィンガーグローブは、道場や大会によって指定されることがあります。

どちらも認められている場合に、初めて選べます。そのときはフィット感や指の動かしやすさで決めます。

正直に書くと、私はオープンフィンガーの方が使いやすいと感じました。ただしこれは私の感覚で、拳サポーターが劣るという意味ではありません。

ヘッドガードは、正直つけたくありませんでした

ここは書くか迷いましたが、正直に書きます。

私はヘッドガードをつけたくありませんでした。

理由は3つです。

  • 視界が狭くなる
  • 暑い
  • 動きにくい

お子さんが「つけたくない」と言ったら、わがままではありません。実際につけにくいものです。

そのうえで、はっきり書いておきます。

私は嫌でしたが、必須だったので着けていました。

つけたくない気持ちがあることと、外していいことは別です。

私の道場では、子供の組手にヘッドガード・手の防具・脛当て・金的カップが必要でした。現在の必要品は、所属道場と大会の規則を確認してください。

子供の組手の安全については子供の空手の組手は危なくないかに、防具とルール、私が小6で骨折した話まで書いています。

ボクシング用ヘッドガードは、覆う範囲が広くても空手には使いにくかった

買って失敗したものを1つ挙げるなら、これです。

ボクシングで使うようなヘッドガードを試したことがあります。頬やこめかみまで覆う形のものです。

覆う範囲が広いので、私は守られている感覚がありました。ただし視界と動作の面で、空手には合いませんでした。

ここは誤解されやすいので、はっきり書いておきます。

ヘッドガードを着けても、脳振盪などの予防を当てにすべきではありません。

Association of Ringside Physicians(リングサイド医師協会)の見解では、ヘッドガードは顔面の裂傷を減らす効果は認められている一方で、脳振盪や外傷性脳損傷の予防を当てにすべきではないとされています。防具をつけたことで動きがリスク寄りになり、効果が相殺される可能性も指摘されています。

「守れる面積が広い=安全」でも「その競技に合っている」でもありません。所属道場と大会が指定する製品を使ってください。

名前はどこに書くか

細かいですが、最初に迷うところだと思います。

道着(上) 下の方にロゴが付いているので、その上に書く
ズボン ロゴの横か下
防具 道場指定がなければ、認証表示や留め具を避けた見やすい位置
空手道着とズボン、防具に名前を書く位置の例
運営者が使っていた位置の例です。道場指定がある場合はそちらを優先し、防具の認証表示や留め具は避けます。

道着はロゴを目印にすると、位置が揃います。道場によって書く場所を決めているところもあるので、周りの子を見るか、先生に聞くのが早いです。

お下がりは、あまり見ませんでした

兄弟がいる家庭なら、当然考えることだと思います。

使い回すこと自体はできます。ただ、私が見てきた範囲ではあまり見ませんでした。

理由は単純です。

ボロボロになって、機能が落ちてから買い替えるからです。

サイズが合わなくなって手放すのではなく、使い切ってから買い替える。だから次の子に回せる状態のものが、あまり残りません。

ここは安全にも関わります。防具は体を守るものです。中のクッションが潰れていたり、面ファスナーが効かなくなっていたら、見た目が無事でも保護の役目は果たしません。

お下がりを使うなら、状態を確認してください。次のどれかがあれば、交換を考える目安になります。

  • クッションが潰れ、押しても戻りにくい
  • 面ファスナーが外れやすい
  • ひび、破れ、縫い目のほつれがある
  • サイズが合わず、動くとずれる
  • 洗浄・乾燥しても強い臭いやべたつきが残る

中古全般の考え方は格闘技初心者が最初に揃える道具と費用に書きました。

手入れは、洗えるものと洗えないもので分ける

まず洗濯表示と商品説明を確認します。製品ごとの差が大きいので、そこが先です。

  • 洗濯機可の布製品だけ、ネットに入れて洗う
  • 洗えない防具は、説明書に沿って拭く
  • 使用後はバッグに入れたままにせず、形を整えて十分に乾かす
空手防具の洗濯・拭き取り・乾燥・買い替え確認
洗濯表示に従い、洗えない物は拭いて十分に乾燥。クッションの潰れや面ファスナーの劣化も確認します。

私がやっていたのも、ネットに入れて洗濯機で洗い、洗えないものは拭くという方法でした。ただし手入れ方法は商品に付属していることがあるので、そちらを優先してください。

まとめ

  • 道着は号数で選ぶ。大体、隣に身長も書いてある
  • 子供は成長を見込んで少し大きめ。ただし自己判断ではなく、サイズ表と道場の指定を確認する
  • 洗濯で縮む製品もある。大きすぎると動きにくい
  • 私は小4から中1までの3年間、買い替えなかった(成長の早さは子供による)
  • 主要な防具には子供向けサイズがある
  • 手は拳サポーターかオープンフィンガー。まず指定を確認し、どちらでもよければフィット感で選ぶ
  • ヘッドガードは視界が狭く、暑く、動きにくい。嫌がるのはわがままではない。ただし必須なら着ける
  • ボクシング用ヘッドガードは、覆う範囲が広くても空手には使いにくかった。そしてヘッドガードを着けても、脳振盪などの予防は当てにできない
  • 名前は道着はロゴの上、ズボンはロゴの横か下。防具は道場指定がなければ、認証表示や留め具を避けた見やすい位置
  • お下がりは少ない。機能が落ちてから買い替えるため。使うならクッションの潰れ、面ファスナー、ひび・破れ、臭いを確認する
  • 手入れは洗濯表示と商品説明を先に確認。洗える布製品だけネットで洗い、洗えない防具は拭いて十分に乾かす
参考資料について
価格は極真会館 総本部道場の掲載例です(2026年8月確認)。全国共通価格ではなく、道場・時期によって異なります。指定品と必要な防具は、必ず所属道場へ確認してください。

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